IE9ピン留め
「賢者TV」に登場しました。
お元気でご活躍のことと存じます。

さて、お知らせがあります。

9月1日よりインターネットの「賢者TV」に登場しました。
賢者500人に選ばれ、これから1年間、24時間登場いたします。

リハーサル無しの本番1回、インタビュアーは若いお嬢さんで・・・、
物凄く緊張してしまいました。見ているのも恥ずかしい限りです。

検索法:インターネット 「賢者TV」 社長の動画 新着・鈴野智子 あるいはURLの
http://www.kenja.tv/index.php?c=kenjadetail&m=index&kaiinid=8554&from=what

ご多忙とは存じますが、ご覧いただければ光栄です。
# by fellow06 | 2009-09-17 12:41
猫の目線 生い立ちー5

 最もすばしっこいのが黒猫ジェジェ、首の鈴音も高らかに足元の隙間から“にゃご、にゃご、にゃご”とつぶやきながら闇の中に一目散に走り去る。家の前の私道をジャンプしながら左へ右へと数回何ごとかしゃべりながら(多分、やったぁ!とでも言いながら)飛び回る。ぴたりと止まり、道路をしっかりと見据え左右から車が来ないことを確かめるとわき目も振らず道路を飛び越えて向側の中央教会の建物に向う。しばらくエントランスまわりや停車している車の前後に回りにおいを確かめると、悠然とした足取りでその裏手にあるNTTの社宅に向う。その間少しでも近づくと脱兎の勢いで他家の庭や車の下に逃げ込んでしまう。NTTの敷地に入り込んだら、草を食べ、木に上り、虫を追いかけて当分帰ってこない。お兄ちゃんたちは2匹並んで網戸越しに道路のかなたを見つめている。

黒猫ジェジェがまだ小さな乳児のとき、家を飛び出したので2番目のキッキを付き添いにするために後を追わせたことがある。ちっちゃな妹の姿を見守るように殊勝にも後を追いかけていったが、その後にとんでもないことが起きた

# by fellow06 | 2007-01-10 15:11
猫の目線 生い立ちー4
 チャッピーは失踪の前科がある。昨年の11月、いくら追いかけても逃げ回り捕まえることができないために、やむなく山に置き去りにして帰京したことがある。但し、山積みのドライフードと水を残して。1週間後、チャッピー探しのために2日ほどの滞在を覚悟し駅弁を4食も買い込んで、寒くなりかけたベルフィールド(ロッジ)に出かけた。。車を降りると土砂降りの雨、暗闇の中を震えながらドアまで走り部屋に飛び込む。ブレーカーが奥の部屋にあるので暗闇の中を手探りで奥に進んでいく。
 バネを倒すとウ~ンという鈍い音ともにいっせいに明かりがともり冷蔵庫にランプが灯りモーターが動き出す。餌箱は空っぽ、水がかすかに残っている。絨毯もテーブルの上も足跡でドロドロに汚れ、キッチンの床は足の踏み場もない状態になっている。雑巾を片手に右往左往して拭き掃除を行っていたが、実はその姿を冷蔵庫の上の猫ベットの中から、美しい大きな瞳を見開いて泣き声も立てず、チャッピーはじっと凝視していたのである。抱き上げると激震の如く震えていた。
# by fellow06 | 2007-01-10 15:07
猫の目線 生い立ちー3

 だみ声で鳴き続けるお子様のジェジェを横目に、兄たちは優雅に前足を中に折り、2匹が前方をしっかと見据え、トンネルに入っても騒ぐことなく泰然とシートに座っている。急に大人びた態度で、どうしちゃったの?という感じ。
談合坂を過ぎると新緑の山々が目に飛び込んできて空気が一変する。左右の窓に1匹づつ陣取り窓際際に手と顔を乗せて、初夏の山並みに瞳を凝らし、ている。流れ去る風景を、左右に首を振りつつ眺めている。わめき散らすジェジェを振り返り、「お前は子供だねぇ」という感じで、ちらりと見てはまた外を眺める。小淵沢の料金所では支払口の窓から入る爽やかな風に2匹が揃って鼻をうごめかせている。


 おじさんの“おやっ!”という声にキッキがとっておきの猫なで声で、にや~ぉと挨拶を返している。窓を開けてとせがむので、僅かに隙間を開けると鼻を突き出し目を細めて山の空気を一杯に吸い込んでいる。
 ベルフィールドの門を開け、エンジンを切るやいなや跳び出す態勢で3匹が身構えている。ドアを開けるとそれぞれ勝手な方向へ一目散に走り去っていった。これで夕食を食べるのも忘れて当分帰ってこないだろう。
 1週間滞在分の荷物は山の如くあり、それを冷蔵庫やそれぞれの場所に移すのは一仕事である。
 テーブルの上を見ると、前回帰り際にきれいに掃除をしたにもかかわらず、テーブルの上は梅模様の泥が転々と残り、前回の帰り際、ケージに入れるために3匹の猫たちと格闘した形跡が歴然と残されていた。
 掃除と片付けにおわれる私を尻目に、草原を走り回る3匹は6つの鈴音(1匹に大き目の鈴を2個)をけたたましく鳴らしながら、都会の家に閉じ込められ貯まっていたエネルギーが爆発するような感じで、木によじ登ろうとジャンプしたり、追いかけっこをしている。
 夕闇とともにジェジェとキッキはすきっ腹を抱えてご帰還。鼻息荒く夕食にかぶりついているが、一匹いない。おとなしくて臆病なチャッピーが夜更けても戻らない・・。



 すっかり家猫になっているチャッピーは、失踪しても必ず住処に帰ってくると信じ明日を待つことにした。山の朝は早い。猫たちは日の出とともに耳元で「外に出たいよう~」と鳴く。熟睡していると顔をなめ鼻をかじり、とんとんと前足で叩く。窓の開閉ハンドルを回す手元をじっと見つめ、首が入るほどの隙間ができるとすかさず頭を突っ込んで下に飛び降り走り去る。人間が起床する頃には2匹とも遊びつかれてベランダでグルーミング中である。庭の手入れをしようと倉庫に向うと、どこからともなく鈴の音が聞こえる。チャピー、チャピーと声をかけるが姿は見えない。扉を開くと前足をきちんと揃え、スクっと背を伸ばした姿でチャッピーが座っている。一晩中倉庫に閉じ込められていたのである。顔をすり寄せて切なげに鳴き、ざらざらの舌で頬をなめてくれる。だれだ!チャッピーがいるのに扉を閉めたのは!
# by fellow06 | 2007-01-10 14:54
猫の目線 生い立ちー2
 食品の箱にガムテープをかけると同時に、周りをうろうろしていたジェジェを横抱きにしてケージへいれる。“ ねぇ、もう終わったの”と顔を見つめるキッキを、えいや!と抱き上げてこれまた大きなケージへ押し込む。とたんに2匹は”いやだよ~ン、出して”と鳴き声をあげる。
 この声を聞いてチャッピーは隠れ場所から出てこない。さっきはTVの後ろに隠れたことを目に留めているので、そっと覗いてみるがそこに姿はない。
 ジェジェとキッキの声を耳にして身の危険を察知し、既に場所を変えている。必死に探すとチャッピーも縮み上がって逃げ回るので、さりげなく用事をしているフリをして家具の後ろを覗く 。 じっと息を潜めている気配が伝わってくるが姿は見えない。チャッピー探しのために、出発が1時間近く遅れたことも2度、3度ある。その後は作戦を練り、出発準備の前に、いつものようにさりげなく抱いて部屋を歩き回り、一番先にケージに入れることになった。

 ガソリンのにおいと振動が苦手な猫たち2匹は、6年間、その後ジェジェを加えて計3匹、2時間余りあらん限りの声を上げわめき続けてきた。
 同乗している私は居眠りなど論外、ドライブを楽しむ間もなくひたすらなだめすかし、運転席に
 行きたがる猫どもを押さえ抱え、目一杯爪を広げて逆らう6本の前足と戦うのである。
 トンネルに入るとオレンジ色のライトが嫌いなのか、はたまたトンネル内の霊気を感じるのか、3匹揃って異様な声を出し落ち着かなくなる。ジェジェなどはぶるぶると震え、腕の中に飛び込み首をすくめている。
 富士見行きは楽しみだが行き帰りの子守は運転と同じくらい疲労困憊である。ところが1昨年のゴールデンウイークから異変が起きた。最も臆病で車嫌いのチャッピーが、なんと悠然とシートに座り、優雅な構えで”にゃ~”ともわめかない 。その姿にキッキまでも同調している。一体何が起きたのか
# by fellow06 | 2007-01-07 14:11
【猫の目線】 生い立ち 
 2007年1月から 新しいエピソードをお送りします。宜しく。

3匹の個性豊かな猫と同居している。自由でマイペース、大きな丸い目を見開いてじっと私の日常行動を観察している。なかなかの洞察力を備えた猫たちは、猫族という大きなくくりでは表現し切れない個体の特徴を備え、臆することなく発揮している。私と3匹の猫との日々の生活は・・。今回は山暮らし編です。

 今ではほとんどのマンションがペット可になり、高層マンションのエレベーター内で犬に出会うことが度々ある。狭い箱の中でもパニックになることなく、すまし顔で抱きかかえられている姿は都会育ちのペットとしての風格を感じることがある。
 エレベーターで猫に出会うことはないが、マンション住まいの猫はエレベーターに乗って1Fまで降り 外へ遊びに出ることがあるのだろうか。
 我が家は(富士見高原に出かけたとき以外は)外へ出すことほとんどはない。(隙を狙って飛び出すときを除いては) そのため外の世界に興味津々で、猫たちはひたすら2階の出窓から道行く人や鳥を観察し、遊びに出たくてうずうずしている。夕方帰宅すると、急いで出窓から”どでん“という猫にあるまじき音を立てて次々に飛び降り、我先にと足音も高らかに玄関に走り出てくる。扉の隙間からバッグを振ってうまく家の中に入れる日はいいが、買い物袋で両手がふさがっている日は飛び出しの危険に晒される。

 外に出たがり症候群の猫たちは富士見高原に出かけるのを楽しみにしている。といっても到着するまでは出先のことなど露知らず、3匹を車に乗せるまでがひと騒動である。
 仕事に出かける日の服装と違う、動きが違うなど、常の様子と違う様を見て、勘の良い彼らはただならぬ気配を察知する。
 2階、3階と慌しく走り回り着替えや冷蔵庫の食品を箱に詰める姿を凝視して、早くもチャッピーはへっぴり腰で尻尾を下げ、そそくさと落ち着かない。
 ジェジェは詰め込まれる食品の箱に首を突っ込んで“美味しそうなものがあるかな“とごそごそとかき回す。
 キッキは”何しているの、いつもと違うね“と太目の体をゆらゆらとさせて男の子(去勢しているので男の子ではないか?)とは思えない可愛い声で話しかけてくる。狭いケージに早くから入れるのは可哀相なので、ぎりぎりまで待つのだが、この情けが後で大変なことになる。
# by fellow06 | 2007-01-05 13:36
【猫の目線】VOL.6

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「3匹の猫との出会い」

世の中、不思議なことが多い。自由でマイペース、丸い目を見開いてじっと周囲を観察している。なかなかの観察眼を持っている猫の目線で、世の中のことを語ってみます。まずは私と3匹の猫との出会いからお付き合いください。



 3日後の土曜日、朝食もそこそこ水道やガスの元栓を閉めカーテンを引く。暑い東京に戻る気がせず、いつもは帰る日を少し延ばしするのだが、今日に限って片づけが素早い。

浮き足立っていることを悟られないよう気をつけているつもりだが、彼は先刻お見通し。「そろそろJマートに出かけないと」などと呟き、嫌がる次男、3男を夫々のケージに入れ荷物を車に積み込む。国道20号線に向かって急坂を降り、Jマートに飛び込むと大きなケージの中にぽつんと黒猫が待っている。既にお兄ちゃんの姿は無い。抱き上げるとほほを摺り寄せ胸にまといつく。店の人にお礼を述べて「さぁ、おうちに帰ろう」。帰りの車の中は、車が苦手な2匹の猫の大合唱に、黒猫は驚き縮こまっている。Jマートから里子に来たので、ジェジェと名づけ、我が家に女の子の家族ができた。



 元々犬好きの私は猫に興味が無かった、むしろ苦手意識があった。その私を猫狂いに豹変させたのは、美しい黒猫との不思議な出会いである。マンションの入口ドアを開けようとすると黒い塊が車の下から飛び出しパンプスの上にのる。夜8時過ぎ、暗闇から飛び出してくること2日、3日と続く。お腹が空いているのと話し掛けるとおとなしく抱かれている。食べ物を与えた後、ドアを開けておくが帰ろうとはしない。2日、3日と過ぎていく。当時マンションの理事長を引き受けていたが11年前はペット可という時代ではなかった。猫をこっそり飼っている人もいたが、立場上私は飼うわけにはいかない。猫と一緒に住むために一軒家を探そうと決心するが、なかなか予算に見合う家が見つからない。家探しに没頭すること2年、やっと探した家に引っ越すが・・、9ヵ月後黒猫は草原に消えた。



 さてここからは、我が家の3匹の家族の生い立ちと個性についてお話します。猫は自分勝手で我がまま、マイペースなどといわれますが、じっくりとお付き合いすると、これがなかなかのものです。そして、生まれや環境によりこんなにも違うのかと感じ入る次第です。




# by fellow06 | 2006-04-04 15:48
【猫の目線】VOL.5

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「3匹の猫との出会い」

世の中、不思議なことが多い。自由でマイペース、丸い目を見開いてじっと周囲を観察している。なかなかの観察眼を持っている猫の目線で、世の中のことを語ってみます。まずは私と3匹の猫との出会いからお付き合いください。



 我が家の3男坊になった白猫は、カントリーキッチン(レストラン名)から里子に来たということでカントリーのCとキッチンで、キッキと名づけられた。2匹は私がいると仲良く飛び回っているが、仕事から戻ると白いキッキの毛が鮮血に染まり、お腹が一文字に裂かれて、足や頭の毛が剥がれていることも度々。おとなしそうに見えるチャッピーの焼きもちは強烈で、その後2〜3週間ほどは外出するときキッキを一室に閉じ込めた。いくら気が強くてもお兄ちゃんには敵わず、権力争いもチャッピーに一目置くことで徐々に収まり、2匹の序列は明確に決まった。小さいのが2匹めまぐるしく走りまわり、私のペットロス症候群が多少癒やされた。しかし、猫語で語りかけてくるブラッキーの想い出は消えることなく鮮烈に残っている。



 それから5年、やはり夏のこと、富士見にあるDIYの店にガーデニングの道具を買いに出かける。夏休みには必ず2〜3度訪れる店で、おしゃれで気の利いたインテリアなど品揃えがなかなかのもの。店内に入るとちょっとやそっとでは帰らないので、「君のレジャーランドだね」といわれていた。店に入ったとたん、私の足は止まった。大きなケージに「私たちをもらってください」とのカード。見ると黒猫2匹、1匹は襟巻きのような長毛が首にある非常に珍しい男の子。一目で気に入ったが既に2匹の男の子がいる。もう一匹は普通の黒猫。足を止めている私に、「買い物が先」と彼が一言。買い物を終え、ケージの前で座り込むこと、それから30分。根負けした彼が東京に戻る土曜日に迎えに来るよう店の方に予約をして、「それまで気が変わらなければ飼うように」と、なった。






# by fellow06 | 2006-03-31 15:48
【猫の目線】VOL.4

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「3匹の猫との出会い」

世の中、不思議なことが多い。自由でマイペース、丸い目を見開いてじっと周囲を観察している。なかなかの観察眼を持っている猫の目線で、世の中のことを語ってみます。まずは私と3匹の猫との出会いからお付き合いください。



 空が白みかけた頃、ブラッキーの名前を呼んだが、いつもは飛んでくるのに近くにまったく気配がない。そのうち帰ってくるだろうという期待を裏切ってブラッキーは昼近くになっても戻ってこない。その日の午後、仕事の関係でK氏夫妻とともに、後ろ髪を引かれる思いで東京に戻る。夏休みも終わりに近づき別荘族は次々と都心に引き上げ人影は極端に減っていた。「WANTED」迷い猫のポスターを作り、滞在者の少なくなった別荘族と行きつけのレストランに配布し、9月末まで毎週金曜日から日曜日にかけてブラッキー探しに出かけた。しかし、日を追うごとに見つからないのではないかという不安が強まる。一人天下になったチャッピーは毛並みに艶を増し、体は日ごとに丸々としてきた。重度の風邪は喉に後遺症を残し極端なハスキーボイスで「ヒィーヒィー」と奇妙な声で鳴く。





 黒豹の貴公子を失って打ちひしがれた私の姿に、翌夏、行きつけのレストラン経営者の次男坊が、「白い猫をもらってくれませんか。8匹も子供が生まれたんですよ」と声をかけてくれた。黒猫がいなくなったので、白猫で気を紛らわせてくださいと言う。ペットロスにどっぷりと落ち込んでいた私は、見せていただくことにした。8匹の子猫が絡みついる中から手を引っかかれつつ1匹の子猫を引き剥がしてくれた。もみじのように手を一杯に広げ爪を立てて暴れる姿はきかんき気の性格を思わせた。白くてちいさくて愛らしい顔に、「いただきます」と即座に決める。小さなチャッピーといい友達になれそうな気がしたが、その後が大変。一人天下になれたチャッピーはとことん焼きもちを焼き、私が仕事に出かけている間は、執拗に白猫を追い回していたようだ。








# by fellow06 | 2006-03-27 15:53
【猫の目線】VOL.3

「3匹の猫との出会い」


世の中、不思議なことが多い。自由でマイペース、丸い目を見開いてじっと周囲を観察している。なかなかの観察眼を持っている猫の目線で、世の中のことを語ってみます。まずは私と3匹の猫との出会いからお付き合いください。



清里方面へのバイパスを左に折れて鉢巻道路に入ると気温はぐんと下がり、爽やかな風が心地よい。べル:鈴、フィールド:野、と命名した山荘式トレーラーホームに着くと、ブラッキーは一目散に草原に駆け出していった。都会育ちのチャッピーは初体験の草原に戸惑いながら、のこのことおぼつかない足取りで車から降りていった。白樺の木に駆け上り草むらを走り回るブラッキーは、あたかも黒豹の様に美しく敏捷であった。飛び上がると胸の十字模様の白毛がティファニーのクロスネックレスに見え、金色のリボンはゴールドの目とカラーコーディネートされ、貴公子然としている。ひとしきりその姿に見とれた後、山荘に風をいれるため窓を開け放つ。チャッピーはデッキ周りをくんくんと鼻を鳴らししょぼしょぼと徘徊している。



 静かな昼下がり、1台のRV車が予告もなしにやってきた。友人のK氏夫妻。「いた、いた、良かった」と叫びながら車から降りてくる。チャピーは慌ててデッキの下に逃げ込む。ブラッキーは大きな目を見開いて遠くから見つめているが、「なんだK氏か」という感じで草むらに消えていく。K氏が来たら庭の手入れも水遣りも全て中止。K夫妻の指は既に牌を握る手つきになっている。一度は家に戻って夕食を食べたブラッキーは夜遊びのために外に出たがっている。ブラッキーのお守りをK氏に依頼するが、しなやかに身を翻してブラッキーは表に出て行った。夜間になると夏といえども寒気が足元を襲うので、ゲーム中は表戸を締め切っていた。締め出されたブラッキーはその夜戻ってこなかった。
# by fellow06 | 2006-03-04 15:58
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猫3匹のエピソード

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